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結願・・四国一人歩き遍路、
延べ
491200キロ

小川 覚司
2011.5.5投稿

 前回まで松山道後温泉、51番石手寺をお参りしたので3月にファイナルと張り切ってスタート・・・・・・・

・初日、2日目 52番太山寺〜54番延命寺 51キロ 
 52番太山寺は朝早く参拝者が少ない、納経所では珍しく若い女性から墨書・朱印をいただく。きれいだなーと見とれてたら、苦みばしったいい住職が??住職の娘さんとの事・・写真をとっておけばよかったと悔やまれた。

 ルンルン気分で53番円明寺へ、オッさん坊主が親切心で近道を教えてくれたが遍路標識がなくウロウロして時間を潰した。県道沿いを歩いていると海草の匂い、遠くに島々が見え、瀬戸の海は本当に素晴らしいと感激。
 二日目の宿に着いたら女房からメール、大きな地震があった様子でテレビを見てビックリ・・・どうなっているかと心配しながら寝床へ。



・3、4日目 55番南光寺〜59番国分寺経由栄屋旅館 41キロ 

ビジネスホテルとは名ばかりの木賃宿を730分に出立。途中で「一人通し歩き女遍路」と同行、ふたり?談笑しながら楽しく55番寺から歩く。野球で有名な今治西高校を横目に56番泰山寺へ、伊予ダンの接待を受ける。57番寺で別れたら58番仙遊寺山門で再会、女性遍路は足早に次のお寺へ。

 本日の宿坊は山の上の仙遊寺、眺めがすばらしい。朝6時から勤行、やる気の住職が遍路道を世界遺産に登録をとの話を1時間、聞かされた。
 山道を降り、へんろ標識を見落すこともなく
59番国分寺に、後は18キロ先の栄屋旅館へ向かっている最中、千葉の娘から単一乾電池を買ってきてのメール、新幹線も復旧した様子なので明日は標高745mの「第二のへんろころがし」横峰寺を打って一旦帰ろう。


・5、6日目  60番横峰寺〜64番前神寺 40キロ 
 旅館を7時に出て坂道10キロ登り、旧遍路山道に入り2.2キロの標識。「あと2キロか」と思ったのが大間違い、標高差400mを登る・登る「こりゃ山登りだー」本当に一歩・一歩踏みしめて横峰寺到着。境内には残雪がありシーンとした風景、坊さんに「歩きか」と問われ「ハイ」と応えたら生姜茶の接待を頂いた。難所を登ってご苦労さんという気持ちがあったのかも。 

 下りの山道は石ころだらけの急坂、一気に61番寺までの9.6キロを歩き、616263番寺まとめお参り。ビジネス旅館小松に着き、足の親指を見たら爪が真っ黒になって潰れていた・・・痛てー。

 翌朝64番寺を打って、娘にたのまれた乾電池を14個買った。今回はこれまで




4月15日から再度ファイナル遍路

・初日、2日目  65番三角寺〜69番観音寺  45キロ 
 伊予三島駅を降り、遍路道に入る2キロをウロウロし地元のオバちゃんに聞いたら「まっすぐに行って適当に右に」ウーン? 自分で確認し、息を切らせて標高500mの65番三角寺へ。昼食(握り飯)時に島根県の夫婦遍路(旦那77歳)と一緒、3回目の歩き遍路とのこと、ご立派。 

 寺から11キロ先の愛媛県と徳島県の県境の「境目トンネル」855mを抜け民宿白地荘へ、広大な土地に山桜・田畑あり地元の大地主の宿、食事もよし。

 翌朝、88寺で一番高い910mの66番雲辺寺へ 登り口からいきなり急な山道、シンドイと嘆きながら頂上の雲辺寺。霧が立ち上り寺の名にふさわしい幻想的な雰囲気を漂わし、「仁王門と500羅漢」に魅せられた。ロープウェイで来た参拝者が「歩き、ウソー」の奇声に優悦感に浸る。

 67番から69番寺を打ち、家族的な雰囲気の藤川旅館で同宿者と遍路談義



・3、4、5日目  70番本山寺〜79番高照寺  55キロ 
  堤沿いに70番寺を巡り、71番弥谷寺山門前の古風な茶店に荷物を預け、「遍路泣かせ」の583段の石段を、イヤーキツイ・・寺の名前は「いやたに」だが「イヤダネ」と変えたらと思った。

 727374番を神戸の区切り遍路おじさんとご一緒。75番善通寺は豪華で立派な寺、バスツァー参拝者も多かった。

 泊まりは山門前の古風な一富士旅館、若い頃粋な感じの女将に迎えられ檜の風呂、部屋食そして女将の接待。昔は花街で芸子が120名、旦那衆が雪見酒で盛り上がったとの事、チヨット贅沢な夜の時間を楽しんだ。

 翌朝JR予讃線沿いに激しい雨と寒さに震えてひたすら歩き79番高照寺を参り、坂出駅近くのご主人が一徹な川久米旅館に宿泊。



・6、7日目  80番国分寺〜87番長尾寺  61キロ 
 80番寺過ぎてから寒くなり雨交りのあられ、あわてて雨具を着こみ81番白峯寺へ、77歳夫婦遍路と再会し82番根来寺まで一緒する。

 84番屋島寺は源平屋島合戦絵巻がきれいに描かれ、寺からの眺望も素晴らしい。

 朝早く出立し、新1年生におはようと声をかけられ元気に8586番寺から87番長尾寺に到着、遍路仲間に有名な寺前のあずまや旅館の女将に迎えられた。



・8日目  88番大窪寺  結願(けちがん)の日  17キロ 
 女将の大きな声に励まされ7時前にスタート、4キロ先の遍路センターへ
 コースは山登りか長い旧遍路道か・・12.3キロの旧遍路道を選び、いよいよ最終歩きへ。あと5キロの標識に1200キロ歩いたと思ったら胸が熱く、あと2キロで目が潤む、山門が見え1045分到着。
 涙は出ずに自然と笑顔になり結願寺を仰いだ やったーと!!!




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