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名古屋国際女子マラソン
藤原 千恵美
2008.3.20投稿

 バイキングが大好きなので、走っている割りにはちっとも痩せない。だから最初から速いスピードの5キロ10キロマラソンは苦手で後半勝負のフルマラソンは大好きである。しかし、名古屋国際女子マラソンは、前半5キロごとの関門が1キロ4分半なのである。その上、先頭集団のタイムによって変わる18.4キロの関門があるのである。2年前、18.4キロの関門に引っ掛かり、去年は、18.4キロの関門をクリアしたと思ったら、20キロの関門に引っ掛かってしまった。毎回、後半はバスに乗って瑞穂競技場に戻り、ロッカーで完走バスタオルをかけたランナーと合流するのである。未完走のランナーは薄い白いバスタオルだけに屈辱的である。パーティには参加できても記録証もなく帰るのである。名古屋の完走の難しさが十分分かったので、今年はエントリーするつもりはなかった。

しかし、去年の12月Qちゃんが名古屋を走ると知って、パーティでサインを貰う為にエントリーした。年末年始や雪の日もひたすら走った。テレビでQちゃんが筋トレを取り入れて練習していたのを見て、腹筋、背筋、腕立て伏せを毎日100回やることにした。そうして向かえた3月9日、会長手作りの完走祈願のお守りをしっかり縫いつけ12時15分スタートした。最初、競技場を1周と4分の3周したところで早くも私が最終ランナーだった。慌ててスピードを上げたので5キロのタイムが21分26秒で5キロレースのタイムで通過してしまった。15キロ地点ぐらいで沿道から「今年は、先頭集団が遅いから大丈夫だよ。」と言ってくれ、先ず、安心した。キツイ25キロまでの関門をクリアした後、前半のオーバーペースが響いて、25キロ過ぎから足が動かなくなり本当に後半は長く辛いレースになった。それでも、沿道からの温かい声援を受け何とか瑞穂競技場に戻って来た。最後の直線で泣き顔になり、ゴールをして黄色いバスタオルをかけて貰った瞬間、号泣してしまった。記録は、3時間16分21秒で良くないタイムだが、一生「記憶」に残るレースになった。

 今回、Qちゃんは北京行きを逃したが、私のようにQちゃんを見たい人が多数いて、今年ランナーのエントリー数は、例年の倍に当たる400人だし、観客は過去最高の55万人だった。私はQちゃんのお蔭で一生完走できないと思っていた名古屋を完走することができた。これからもQちゃんにはマラソンを通じて、いろんな人を勇気付けて欲しいと願う!



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